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さいたま新都心から名古屋まで夜行バスで行く理由
さいたま新都心から名古屋まで、夜行バスの料金目安は2500円から9000円程度です。
幅はありますが、これは運航会社による違いだけでなく、出発時間帯、シートのグレードなどが関係しているため一概に言えません。
と言っても、ほかの交通手段と比べて格安なことは間違いなく、今も昔も夜行バスはもっとも安く移動できる手段です。
さいたま新都心と名古屋はだいたい8時間前後の距離ですが、夜寝ている間に移動してしまえば時間的ロスもありません。
年末年始は帰省ラッシュで混雑するため早めの予約が肝心ですが、どうしようか迷っている人のために、あらためて夜行バスのメリットデメリットをまとめておきましょう。
多くの人が飛行機や新幹線ではなくなぜ夜行バスを選ぶのか、その理由がわかるはずです。
まず飛行機のメリットデメリットをおさらいしましょう。
飛行機の魅力はなんといってもスピードです。
とにかく最短の移動時間にしたいというなら、飛行機を置いてほかに選択肢はありません。
デメリットは手続きが面倒で、必ず空港を経由しなければならないことです。
移動時間は短くても、空港までの距離がある場合はかえって手間になることがあります。
天候によっては遅延したり欠航したりしやすく、格安のLCCは特に遅れが当たり前であることは頭に入れておきましょう。
一方で新幹線は、都心から移動が簡単で座席のスペースも広め、運航本数が多く定時制が高いのがメリットです。
デメリットは移動時間が長く値段が高いことです。
席が取れないと何時間も立ったままでいなければならない場合もあり、車内が混雑すると非常に息苦しい時間が続いてしまいます。
価格や利便性のバランスを考えると、どちらも一長一短と言えるでしょう。
そこで夜行バスのメリットデメリットですが、夜行バスの最大の魅力は圧倒的な価格の安さです。
ほかの手段と比べても格段に安く、3分の1か4分の1のコストで同じ距離を移動できるとなれば、一番の選択肢に挙がるのは当然のことです。
夜行バスは立って乗ることは法律上できませんので、必ず座れます。
大きな荷物は飛行機と同様に預けられますし、近年はきちんとトイレがついた安心のバスが増えました。
そして、駅や空港といった特定の場所ではなく、最初から目的地に向かいやすいのも魅力です。
デメリットは移動時間の長さですが、大昔のような快適性の低さに関してはほとんど解消されました。
料金が多少プラスされますが、3列独立シートなどを選べば周りの人もほぼ気になりませんし、コンセントが完備されていれば自由な時間を楽しむこともできるでしょう。
もちろんさまざま不便な点もありますが、「この価格ならOK」と言える人が大多数です。
大昔のイメージで夜行バスを検討していないなら、まずは内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。